「栄久ポンカン」始まりは? 紙芝居で歴史紹介 松崎の園児らに読み聞かせ

 松崎町の三余、丸高両農園は7日、同町で唯一生産される「栄久(えいきゅう)ポンカン」を題材にした紙芝居の読み聞かせを同町の松崎幼稚園と聖和保育園で行った。子どもに地元の特産品に親しんでもらおうと、2022年に始めた。

園児に紙芝居を読み聞かせる土屋さん=松崎町岩科北側の松崎幼稚園
園児に紙芝居を読み聞かせる土屋さん=松崎町岩科北側の松崎幼稚園

 松崎幼稚園では、三余農園の園主土屋人さん(34)が台湾から町に穂木が伝わり、2代目園主の土屋栄久さんが広めたという物語を紹介。園児23人は、かわいらしいイラストと優しい語り口でポンカンの歴史を学んだ。
 土屋さんのほか、丸高農園の従業員の宇野満里加さん(27)と藤原真理さん(30)も幼稚園と保育園を訪れ、子どもたちにポンカンを味わってもらおうと計30キロを贈った。

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