卒業作品の展示法学ぶ 伊豆総合高工業科3年生ら ファヴァロさん(イタリア出身 地域おこし協力隊)講師に

 伊豆市の伊豆総合高工業科の3年生と総合学科の1、2年生計7人がこのほど、卒業作品の展示方法を学ぶセミナーを同市のレンタルサイクルステーション「クランクベース」で受講した。

ファヴァロさん(左)から卒業作品の展示方法を学ぶ生徒=伊豆市
ファヴァロさん(左)から卒業作品の展示方法を学ぶ生徒=伊豆市

 同所を拠点に自転車普及活動に取り組む市地域おこし協力隊のマルコ・ファヴァロさんが講師を務めた。今春卒業する工業科の坪内幹太さんと井上裕喜さんらが3Dプリンターを使って製作した同校公式キャラクター「伊豆ノ総介」のオブジェの展示方法を学んだ。
 イタリア出身で自転車関連アパレルブランドのモデルも務めるファヴァロさんは「人の心を引きつけるために何が必要か」をテーマに指導した。色のバランスやライトの使い方などのポイントを説明し「過剰に物を詰め込まず、日本伝統の床の間のような展示も魅力的」と助言した。
 生徒はグループに分かれて展示方法を検討した。オブジェは今後同所に展示する。

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