大河「どうする家康」 静岡、浜松両市で出陣式 松本潤さんら登場
徳川家康を主人公にした大河ドラマ「どうする家康」の放送開始の8日、家康にゆかりのある静岡、浜松両市で「出陣式」が開かれた。主演の松本潤さんら出演者がそれぞれ約3千人のファンを前に、地域の魅力やドラマの見どころをPRした。
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静岡市駿河区のグランシップで行われた式は、太鼓の演奏と市立森下小の児童の宣言で開幕した。松本さんは家康を演じるに当たり、最初に久能山東照宮(同区)を訪ねたことを振り返り「家康公が皆さんに愛されていること、家康公をきっかけに盛んになった産業が市内に残っていることを知って感動した」と述べた。
続いて浜松市中区の会場では「(家康について)晩年のイメージが強い人が多いかもしれないが、若い頃に一生懸命選択を重ね、前に進んで行く姿に共感してもらえるのではないか」と新しい家康像が描かれる作品の魅力を語った。会場を訪れた会社員安藤康浩さん(55)=同市浜北区=は「新型コロナ禍が続くが、大河ドラマの放送が地域活性化につながれば」と期待を込めた。
両市のほか、愛知県岡崎市を巡る「東海プレミアリレー」の一環で、本多忠勝役の山田裕貴さんと榊原康政役の杉野遥亮さんも参加した。各市で初回放送のパブリックビューイングもあった。
家康がよく分かる ドラマももっと楽しくなる
動 画
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出陣式 終了直後の浜松会場近くからリポート