山口組と稲川会 両最高幹部が浜松で面会 7月に続き再び 主要拠点化、静岡県警警戒強める

 指定暴力団山口組(神戸市)と指定暴力団稲川会(東京都)の最高幹部が1日、7月に続いて浜松市中区の山口組国領屋一家本部事務所で面会した。同事務所には近年、山口組の篠田建市(通称・司忍)組長ら幹部が行事や会合のために定期的に集まっている。組の活動の主要拠点になりつつあり、県警が警戒を強めている。

事務所に入る篠田建市組長(中央)=1日午前、浜松市中区
事務所に入る篠田建市組長(中央)=1日午前、浜松市中区
稲川会幹部を見送る篠田建市組長(左から2人目)ら=1日午前、浜松市中区
稲川会幹部を見送る篠田建市組長(左から2人目)ら=1日午前、浜松市中区
事務所に入る篠田建市組長(中央)=1日午前、浜松市中区
稲川会幹部を見送る篠田建市組長(左から2人目)ら=1日午前、浜松市中区

 同日午前、同事務所前で山口組関係者が周囲を警戒する中、篠田組長やナンバー2の高山清司若頭を乗せた乗用車が敷地内に入った。捜査関係者によると、今回は年末のあいさつとみられ、稲川会の内堀和雄会長ら関東地方の暴力団関係者が訪れたという。
 県警をはじめ、愛知、兵庫両県警の捜査員約60人が同事務所周辺やJR浜松駅で警戒に当たった。
 山口組は指定暴力団神戸山口組との抗争を理由に、神戸市の総本部事務所の使用を暴力団対策法に基づき制限されている。国領屋一家本部事務所は交通の利便性や建物の広さから、「直参」と呼ばれる直系組長が集まる事始め式や、他団体との会合の会場として使用しているとみられる。

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