浜松新球場 早期実現へ4者 期成同盟会を発足

 浜松市と市議会、浜松商工会議所、市自治会連合会は27日、県による新野球場建設を後押しするため、「新野球場建設促進期成同盟会」を発足した。4者一体となった「オール浜松」の体制で、プロ野球が開催できる2万2千人規模、幅広いイベントが開催可能な全天候型ドームタイプの新野球場の早期実現を目指す。

新野球場建設促進期成同盟会を発足した(左から)広野篤男会長、太田康隆議長、鈴木康友市長、斉藤薫会頭=27日午後、浜松市役所
新野球場建設促進期成同盟会を発足した(左から)広野篤男会長、太田康隆議長、鈴木康友市長、斉藤薫会頭=27日午後、浜松市役所

 個別に行ってきた県への要望活動を地域ぐるみで行い、働き掛けを強めることが狙い。県が同市西区の遠州灘海浜公園篠原地区に建設する新野球場は「浜松地域の長年の悲願」とし、ドームタイプにすることで「交流人口の増加や経済波及効果が期待できる。地域振興の起爆剤になる」と訴えている。
 市役所で行われた発足式には鈴木康友市長、太田康隆議長、斉藤薫会頭、広野篤男会長が出席した。鈴木市長は「粘り強く県に要望を続け、市の思いを伝えていきたい」と意気込みを語り、年内にも県に対して改めて要望を行う意向を示した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞