竹灯籠 地域交流の光、菊川・ブラジル人学校児童制作 イベント展示

 外国籍住民と日本人の交流を広げようと菊川市のNPO法人アートコラールきくがわは20日、同市赤土のブラジル人学校シイ・ソヒゾ・デ・クリアンサで竹灯籠を制作する講座を開いた。29日夜に市役所周辺で開かれるイベント「きくがわ灯りの散歩道」で展示し、点灯させる。

ドリルで竹に穴を開ける児童=菊川市赤土
ドリルで竹に穴を開ける児童=菊川市赤土


 児童14人が参加し、放置竹林問題に取り組む市民活動団体「たねあかり」の塚本隆男さん(71)が指導した。児童は30センチほどの竹にカボチャやおばけなどハロウィーンにちなんだ絵を貼り付け、絵に沿って電動ドリルで穴を開けた。
 真剣な表情で作業に取り組み、ドリルの刃の太さを変えながら絵柄を丁寧に表現した。

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