ジオパーク現地審査 教育への活用事例を見学 伊豆や西伊豆訪問

 伊豆半島ジオパークの世界ジオパーク再認定に向けた現地審査2日目の12日、海外審査員2人は伊豆市や西伊豆町の3カ所を訪れた。同町の黄金崎では、地元ジオガイドが小学生を案内する様子を見せ、学校教育への活用事例を示した。

小学生を案内するジオガイドの活動を視察する審査員=西伊豆町の黄金崎公園
小学生を案内するジオガイドの活動を視察する審査員=西伊豆町の黄金崎公園

 伊豆半島ジオガイド協会の仲田慶枝会長(66)らが案内した。審査員は授業で訪れた児童が馬の顔の形に似た奇岩「馬ロック」を見て地形の成り立ちなどを学ぶ姿を見学し、メモをとったり、写真を撮ったりした。
 仲田会長は協会の取り組みを紹介。「ガイドの研修に興味を持ってくれた。今後もジオパークという切り口を活用し、旅を提案していきたい」と再認定への期待を寄せた。
 13日は南伊豆町や伊東市を訪問する。

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