多様性の中で個性発揮を エスパルス職員、富士で講演 高校生に経験語る

 J1清水エスパルスは25日、高校生を対象にした講演会を富士市久沢のエスパルスドリームフィールド富士で開き、海外で選手経験がある富士エリアマネージャーの萩原豊之さん(45)が海外生活で得た経験を伝えた。

海外生活で感じたことを紹介する萩原さん=富士市のエスパルスドリームフィールド富士
海外生活で感じたことを紹介する萩原さん=富士市のエスパルスドリームフィールド富士

 萩原さんは大学卒業後にドイツの下部リーグでプレー。退団後に日本人幼稚園でサッカーを教えるなど計4年間ドイツに滞在して感じたことを紹介した。欧州は各国が陸路でつながり、往来が盛んで多国籍な交友関係が築けたと振り返り、「多様性の時代に個性を生かせる人が求められる」と生徒に訴えた。
 約30カ国を巡って多様な文化に触れ、出国まで気付かなかった日本の良さを実感したとも説明した。

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