ジャンボ落花生出荷 JA大井川管内「順調に成長」

 志太榛原地域で生産しているジャンボ落花生「おおまさり」の出荷が12日、始まった。生産者3人が落花生約33キロを島田市のJA大井川島田営農経済センターに持ち込み、センター職員と品質などを最終確認した。出荷は首都圏の市場を中心に12月上旬まで続く予定。出荷量は例年並みの約4トンを見込む。

出荷するジャンボ落花生を最終確認する生産者とJA職員=島田市のJA大井川島田営農経済センター
出荷するジャンボ落花生を最終確認する生産者とJA職員=島田市のJA大井川島田営農経済センター

 おおまさりは大人の親指ぐらいの大きなさや(重さ約7~10グラム)が特徴。同センターによると、8月中旬からの高温による乾燥、大雨などで病気の発生が心配されたが順調に成長し、味もしっかりのったという。
 農家の駒形文雄さん(71)は「管理の難しい気候が続いたが、適期に収穫できた。塩ゆでやお菓子にして食べてほしい」と笑顔を見せた。
 県内では、同JAの農産物直売所「まんさいかん」や島田市の「KADODE OOIGAWA」で並ぶ。

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