災害廃棄物の仮置き場設営 静岡県中部初 藤枝市が防災訓練
藤枝市は4日、青島中と寺島河川敷グラウンドの2カ所を中心会場に、総合防災訓練を各地で実施した。救出・救助や消火、ペット同行での避難の流れを確認した。静岡県中部地域では初めてとなる災害廃棄物仮置き場の設営も行った。
青島中では、消防隊員が倒壊家屋からの救出訓練に取り組んだ。市民もチェーンソーで木材を切る体験や、ペットの係留場所の設営に臨んだ。AI(人工知能)シャワーを搭載したトラックや、トイレカーの使い方も学んだ。
寺島河川敷では、廃棄物置き場を運営する訓練を展開。資機材の用意や鉄板の敷設、模擬ごみを搬入する動きを確かめた。
(藤枝支局・岩下勝哉)