児童がお店の魅力PR 21日、三島で「だがしや楽校」 動画撮影、CM制作

 子どもたちが学び、遊び、お手伝いするイベント「街中だがしや楽校」(同運営協議会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が21日、三島市の三嶋大社で3年ぶりに開催される。2日には周辺の商店で働く小学生の事前説明会が開かれ、店の魅力や商品を伝えるコマーシャルづくりが行われた。

店内を撮影してコマーシャルづくりに取り組む児童=三島市大社町(写真の一部を加工しています)
店内を撮影してコマーシャルづくりに取り組む児童=三島市大社町(写真の一部を加工しています)

 小学5、6年生が参加する「チビッコあきんど体験」では、三嶋大社周辺の7店舗で数人ずつのグループに分かれて売り子に挑戦する。
 新型コロナの感染予防として大きな声で誘客ができない代わりに、今年は店内やおすすめ商品を撮影した30秒~1分程度の動画を店頭で流す予定。
 児童は市教委の許可を受けて学校で配布されているタブレット端末を使い、撮影した動画の編集や音楽の挿入などの作業に取り組んだ。
 児童がお手伝いする店はアイスクリーム屋、陶器店、お土産店などさまざま。当日は店頭に宣伝用の手作りボードとタブレットを置き、コマーシャル動画を再生した来店客には駄菓子がもらえるスタンプを提供する。
 実行委員会の茨木太郎委員長は「安全に楽しく、子どもの思い出に残るイベントにしたい」と話した。
 (三島支局・金野真仁)

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