教育分野取り組み発表 三遠南信自治体が交流 浜松

 静岡県西部と愛知県東三河、長野県飯伊地域の教育関係者が一堂に会する「三遠南信教育サミット」が8日、浜松市中区のホテルで開かれた。約70人が参加し、各自治体の教育分野の取り組みなどを報告した。

3県の教育関係者が交流したサミット=浜松市中区のホテル
3県の教育関係者が交流したサミット=浜松市中区のホテル

 静岡大教育学部の島田桂吾准教授が「公教育を捉え直す―リーガルマインドを軸に」と題して講演。裁判で争われた事例を基に、教育活動と法律の関わりなどを解説した。
 事例発表では、浜松市教委の宮崎正教育長が不登校の児童、生徒を支援する校内外の適応指導教室、外国人の児童、生徒のための日本語指導体制の整備などについて紹介した。
 サミットは三遠南信地域が一体となって教育連携を図るため始まり、今回で26回目。

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