浜岡原発点検 計測器を確認 静岡県と御前崎市

 静岡県と御前崎市は22日、中部電力浜岡原発(同市佐倉)の安全対策工事を定期点検し、重大事故に備えて中電が配備した計測器を確認した。

中部電力の担当者(右)が手にする計測器を確認する県と御前崎市の職員=22日午後、同市佐倉の中電浜岡原発
中部電力の担当者(右)が手にする計測器を確認する県と御前崎市の職員=22日午後、同市佐倉の中電浜岡原発

 2011年の東京電力福島第1原発事故では電源を喪失し、原子炉の水位や圧力などの数値が中央制御室で表示されなかった。同事故を踏まえた新規制基準に沿って、中電は15年までに持ち運びができる電池式の計測器を44台配備した。原子炉につながる回路に接続すれば数値を監視できるという。
 県と同市の職員は、4号機中央制御室で中電担当者から説明を受けた。

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