サイコロ振って三島散策 移住者と住民、スゴロクの旅

 三島市や周辺市町への移住者と住民が交流し、地域の魅力を発信する「リアルスゴロクの旅」(三島青年会議所主催)が12日、市内で開かれた。100人が16チームに分かれてサイコロを振り、市内の商店街や自然を散策しながら発見した三島の魅力をSNSで紹介した。

サイコロを振って市内を散策する参加者=三島市
サイコロを振って市内を散策する参加者=三島市

 参加者は最近5年以内に三島や周辺市町に移り住んだ50人と、以前から地元で生活する住民50人。三嶋大社を出発し、サイコロを振りながら配布されたマップに合わせて市内を歩いた。ストップするマスには「記念写真を撮る」などの“お題”を設定し、インスタグラムに掲載した写真の「いいね」が多い参加者には賞品が贈られる。
 サイコロの目に合わせて訪れた商店ではクイズが出題され、当たるとサービスを提供する店も。子育て世代が交流する施設や「みしま風鈴」を手作りできる陶器店、源兵衛川などもチェックポイントに加えられ、参加者は市民との交流や食事をしながら三島の散策を楽しんだ。
 4年前に愛知県から三島市に移住した会社員の林健太郎さん(29)は「三嶋大社などは行っても、商店はあまり訪れない。新しい発見があり、ぶらぶらするだけで一日が楽しめそう」と話した。

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