国内唯一の24時間耐久レース 富士スピードウェイで開幕
国内唯一の24時間耐久レース「富士スーパーテック24時間レース」が3日、小山町の富士スピードウェイで開幕した。環境に優しい燃料を使ったチームが複数参戦。初日は決勝のスターティンググリッドを決める予選を行い、各マシンがタイムアタックした。
9クラスに56チームがエントリー。ドライバーはステアリングを巧みに操り、攻めの走りでタイムを競った。
トヨタ自動車の豊田章男社長のプライベートチーム「ルーキーレーシング」は昨年に続き、水素を燃やして走るエンジン車両で参戦した。カーボンニュートラル燃料やバイオディーゼル燃料を使うマシンも登場した。初出場のチームゼロワンは日産自動車などの人材育成プログラム「日産メカニックチャレンジ」と連携し、日産自動車大学校の学生8人がプロのメカニックと共にピット作業に当たった。
決勝は4日午後3時にスタート。小山町、御殿場市、裾野市に在住、在勤、在学する人は入場無料(証明できるものの提示が必要)。