⚾浜松開誠館ナイン祝福 優勝報告会で在校生ら歓声

 24日に愛知県の小牧市民球場で行われた第69回春季高校野球東海大会の決勝を制し、初優勝した浜松開誠館高(浜松市中区)ナインを祝福しようと、同校は同日夕、優勝報告会を校内で開いた。学校に戻った野球部選手を在校生や教職員、保護者らが大きな拍手で迎えた。

在校生から出迎えを受ける野球部の選手=浜松市中区の浜松開誠館高
在校生から出迎えを受ける野球部の選手=浜松市中区の浜松開誠館高

 創部25年目の野球部は春季東海大会初出場で頂点に立った。選手の乗ったバスが校舎入り口に到着すると、生徒ら約100人が歓声と拍手で出迎えた。優勝旗や賞状を手にしたマスク姿の選手らは、花道を堂々と歩いた。
 静内龍之介主将(3年)は「選手だけでなくスタッフや多くの先生方、全員で勝ち取った優勝。明日からも指導をお願いします」と夏の大会を見据えた。
 会場に駆けつけた浜松開誠館中軟式野球部の鈴木陽太主将(3年)は「高校の先輩たちは元気いっぱいにプレーしていた。自分たちも後に続きたい」と目を輝かせた。
 同校を運営する学校法人誠心学園の高林一文理事長は「一戦一戦成長していく姿がありありと感じられた。日々の努力の結果」と話し、快挙を成し遂げた選手らをねぎらった。

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