大自在(12月28日)カウントダウン2021

 官公庁や大手企業はきょう仕事納め。知事選、参院補選、衆院選と大型選挙が続いた県内は今年、2度目の東京五輪・パラリンピックの会場になり、感染症禍に加え大きな災害にも見舞われた。1年を振り返り、少し気が早い新年へのカウントダウン。
 【10】10万円給付巡り迷走。看板の「聞く力」も朝令暮改の種に。電撃総選挙制したものの、まだ足取りに不安残る岸田丸【9】九重(浜松市・舘山寺温泉)、ニューアカオ(熱海市)。県内の代表的温泉地をけん引してきた「顔」に幕。
 【8】8割近くがワクチン2回接種済ませるも、忍び寄るオミクロン株の脅威【7】100飛び7兆円余り。10年連続で過去最大更新の来年度予算案。「成長と分配」の前にかすむ財政再建。
 【6】金メダルは日本勢の半分近い6個。パラリンピックで県勢大活躍。五輪でも卓球、女子ソフトボールなどで躍動【5】大都市圏では医療崩壊が現実となった第5波。県内もピーク時には病床逼迫[ひつぱく]。
 【4】圧勝での4選がおごり招いたか。舌禍の知事に県議会が初の辞職勧告決議/19歳の圧勝には称賛一色。将棋の藤井聡太四冠。さらなる高みうかがう【3】3年ぶりのJ1復帰決めたサッカーのジュビロ磐田/急浮上の新3区案が内定。浜松市の行政区再編、長年の懸案決着に光明。
 【2】海まで2キロを下り、貴い命をのみ込んだ「人災」山津波。熱海市伊豆山の悲劇、警察は殺人容疑の告訴状受理/本場沸かせた投打二刀流【1】カリスマ経営者、一線を退く。長年スズキを率いた鈴木修氏が会長退任。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞