新生ともちゃんに再ブレイクの予感!? 華原朋美が天狗だった過去を大胆告白

ベテラン芸能リポーター川内天子さんに、旬な芸能ネタをご紹介いただくコーナー。今回は、最近の華原朋美さんについてお聞かせいただきました。

ともちゃんが変わった!? 新たなキャラが話題に 

川内さん：華原朋美さんというと、みなさん「ともちゃん、ともちゃん」といいますが、歌手デビューしてすぐに「I BELIEVE」や「I'm proud」などミリオンヒットを飛ばしましたよね。いってみれば平成のシンデレラ、平成の歌姫と呼ばれて時代を席巻していたのですが、その反面、恋人との別れやトラブルも大きく報じられ、ときには精神安定剤に依存して救急搬送されたり……活動休止と再開を何度も繰り返してきました。

そんなともちゃんですが、2年前に未婚のまま男の子を出産し、さらに2020年にはずっと支えてきてくれたプロダクションを辞めてしまったんです。ファンならずともどうなってしまうのかと思っていたら、2021年8月17日、彼女の誕生日にYouTubeチャンネルの生配信で結婚したことを発表しました。お相手は、現在の事務所の社長でマネージャーでもある40代の男性ということです。そんな彼が新しいともちゃん像を作り上げていて、それがけっこう話題になっています！

牧野アナ：今までのかわいい感じのともちゃんではなく？

川内さん：ぜんぜん違うんですよ！ 最近のともちゃんはバラエティ番組に次々と出演しています。映像で見ると前と比べてちょっとふっくらしていて……、どちらかといえばどっしりとした感じ。でもそのどっしり感を隠そうとせず、過去のアイドル時代のエピソードや失敗談を包み隠さず話しているんですね。このあたりが今までとはまったく違ったともちゃんなんです。

また、タレントの勝俣州和さんのYouTubeチャンネルに出演し、アイドル時代の天狗伝説を語ったんですが、いきなり「ドタキャンが多かったんですよ～」とあっけらかんと答えるんです。その頃のともちゃんは本当に忙しく、1週間仕事をしたら1週間休みというスケジュールだったようです。ただ、1日の仕事が本当にハンパなくて予定5、6本は当たり前の状態。次の日が仕事だとわかっていても、疲れて帰るとそのまま寝ちゃって仕事にいかなかったんですよ～、とまたあっけらかんと答えるんです。

でもそんなことが許されるわけないじゃないですか。そうなるとマネージャーが土下座して頼むんだそうです。電話したり、マンションの前で待っているのですが、マネージャーは絶対に家のインターホンを鳴らさない。なぜなら、インターホンを鳴らすとクビというルールにしていたそう！ 実際それでクビになったマネージャーも多かったそうです。

牧野アナ：マネージャーさんも大変でしたね......。

川内さん：でもね、彼女が天狗になる理由もわかるんです。大ヒット曲「I'm proud」のMV撮影をロサンゼルスの有名なビルで行ったのですが、日本からスタッフ100人くらいが同行して全員ファーストクラス……ということは1機貸切ですよ。100人分のファーストクラスなんてないですから！ しかも撮影はたった1日なんです。お昼ごはんもよくあるお弁当ではなく、見えないくらい先までごはんが並べてあったそう。たった20歳の本当にポッとでてポッと売れて、いきなりミリオンセラーになった女の子がこんな待遇をうけたら、天狗にならざるを得ませんよね。

牧野アナ：こんなすごい経験をこれから語っていったら、華原さんがさらにブレイクする感じもありますね。

川内さん：彼女を今支えているのは社長兼マネージャーで旦那さん。彼とはどうやらけんかしながらも気が合うようです。だから彼の存在が今後のともちゃんを左右すると思って間違いないと思います。

牧野アナ：今の芸能界は、包み隠さず語っていくキャラクターが人気のような気がします。

川内さん：そうなんです。見ているほうも大体わかるんです。以前のともちゃんのキャラクターも、キャラ設定をされてしまい、そのまま続けていたのだそう。本来のともちゃんは、疲れて家に帰ってくると一升瓶を持ってお酒を飲んで、「何がひゅーひゅーだ！」なんて言っていたんだそうです（笑）。

牧野アナ：ともちゃんもどんどんキャラを変えている過程のようですね。今回もありがとうございました！
 

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今回、お話をうかがったのは……川内天子さん
新潟県生まれ。亜細亜大学法学部卒業後、東京・虎の門病院で医療事務の仕事に就くが、司会の仕事への夢が捨てきれず、退職。ラジオたんぱ『ニューストゥデー』のリポーターになる。その後テレビに転向し、朝日放送『モーニングショー』で事件を担当。テレビリポーターとしての活動をスタートさせる。日本テレビ『ルックルックこんにちは』では、レギュラーリポーターとして芸能を担当。