一皿ごとに感動が止まらない。夢のようなイタリアン
噂が噂を呼ぶお店って“名店”だと私は思っているんですが、私の界隈で噂が広まっているのが、静岡市人宿町のコースイタリアン『 TRAEVO(トラエボ )』。会話の中でまず話題に上がるのがコチラ。
「え?イタリアンでハンバーガー?」と一瞬驚きます。これを両手でパクッと食べるスタイルも驚きですが、一口頬張ると、それらの驚きはあまりの美味しさに衝撃へと変わります。
「スライダー」というミニハンバーガーがタルタルスタイルで一皿目に出てきます。これが夢のような時間の入り口。
『TRAEVO』はメニューが定期的に変わるのですが、この時は「馬肉タルタルスライダー」。得も言われぬ絶品。
平目 水茄子 セロリ 近江生姜
続くお魚も時季のものが出て来ます。ソースも旬の素材で、夏にお邪魔した時は「平目 水茄子 セロリ 近江生姜」。
天然鰤 根菜 芹 うるい
冬には「天然鰤 根菜 芹 うるい」の一皿が出て来ました。鰤の概念が覆された瞬間。ワインとのマリアージュも最高でした。
カマス 菜の花 菊
温かいお魚も、季節折々のお魚が美しい絵画のように出てきます。こちらは冬に訪れた際の「カマス 菜の花 菊」。ナイフを入れるのがもったいない!とすら感じてしまうのですが、サクッとナイフを入れた瞬間喉が鳴り、お口に入れると多幸感で溢れます。
伊佐木 キウイ 胡瓜
夏は夏野菜を使った「伊佐木 キウイ 胡瓜」の一皿でした。美味しさの宝箱のような一品。
と、ここまででお分かりかと思いますが、『TRAEVO』のコースメニューの一部は素材のみが書かれていて、サーブの際、シェフとの会話を通して中身が明らかになるんです。

オープンキッチンで、若き二人のシェフのアンサンブルを観ながらお料理を待つ時間も贅沢なご馳走です。
もともと別のお店で腕を振るっていた彼らが、独立してオープンしたのが『TRAEVO』なんですが、以前のお店から彼らのお料理のファンだった私としては、ここに来ることを、毎日をがんばるモチベーションにしているのです。
特にオーナーシェフが焼く鹿が極上で、メインディッシュの中では私は「Wild Hunt 奥静産本州鹿のロースト」一択。
Wild Hunt 奥静産本州鹿のロースト
個人的には世界一だと思ってます!前のお店の時からさらに進化し続けているのが凄い。
牛頬肉の赤ワイン煮込み
もちろん、その他のメインも絶品です。ある時の「牛頬肉の赤ワイン煮込み」、一口もらったんですが、悶絶しました。全部食べちゃおうかと思いましたよ(笑)。次は鹿以外もいいなあと迷うところ。また迷う時間も楽しいんですよね。

選べるパスタ(リゾットも)も、どれもこれも美味しそうで迷います。が、2種類選べるのが嬉しいところ。
この日は「ズワイ蟹を贅沢に使ったトマトクリームパスタ」をリングイネで。
白子のパスタ
パスタの素材も季節ものが使われるので、冬は「白子のパスタ」がありました。思い出すと味がよみがえるほど、濃厚でインパクトのある味わいでした。ああ⋯⋯でも、思い出すだけじゃなく行きたい、味わいたい! 二人のパフォーマンスに酔いしれたい!

行くとしばらく余韻で頑張れて、また行くために頑張れる。『TRAEVO』はパワーの源になるお料理が出迎えてくれます。

私を支えてくれる場所がある静岡、やっぱ最高♡
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■TRAEVO
住所:静岡市葵区人宿町2-5-1 EZAKI SOZOSYA キネマ館2F
TEL:080-4542-2032










































































