土鈴コレクターとしても名高い民俗学者・鈴木正彦の収集品を展示

遠州の小京都、森町の小國神社に2025年8月24日、新たなスポットが誕生しました! それが全国で唯一、800点もの土鈴(どれい)を展示する「鈴木正彦記念土鈴館」です。 杉とヒノキに囲まれた神聖な雰囲気の中にあり、木の落ち着く香りが広がる館です。

ここで展示されているのが、およそ800点の土鈴!民俗学や国文学を長年にわたり研究し、土鈴コレクターとしても名高い民俗学者・鈴木正彦先生が集めたものです。趣味で集めていた土鈴を何処かに寄付したいという晩年の願いを受け、令和元年に小國神社に寄贈されました。
先生が集めた土鈴の総数は、なんと1万3300点!ここではその中から選ばれた土鈴がおよそ800点展示されています。全国でも土鈴だけを展示しているのは唯一なんだそうです。

そもそも「土鈴」とは?
土鈴とは粘土を焼き固めて作られた鈴のことで、鈴内部の土玉が転がって奏でられる軽やかな音が古くから魔除けや豊穣祈願になると祭器として使用されてきました。本来祭儀的なものであったということから、博物館や美術館ではなく神社に奉納したいと考えたそうです。
展示されている土鈴のほとんどが、ここでしか見られない一点もの。 近年の土鈴の一番初めとされる、歴史を感じられるものまであります。
圧巻のコレクション!お気に入りを探してみよう

カラフルでコミカルな土鈴もあり自分好みのものを探すのがとにかく楽しかったです。 私のお気に入りはこの「ひょっとこ」 。絶妙なこの表情から奏でられるきれいな音が素敵でした。

この土鈴は実際に触って、音を鳴らすことができますよ〜! ここだけにしかない自分のお気に入りを見つけに、ぜひ行ってみてください!


土鈴館のことを教えてくださった小國神社の権禰宜・堀川さん
<DATA>■土鈴館
住所:周智郡森町一宮3956-1
オープン日:2025年8月24日