
清水エスパルスのDF北爪健吾選手がサンフレッチェ広島との連戦から戦列復帰しました。2カ月半ほど別メニュー調整が続き、「簡単な時間ではなかったが、戻って来られて素直にうれしい」と振り返りました。持ち味のスプリントからいきなりチャンスを作るなど、違いを生み出せるスピードスターが帰ってきました。
「苦手な体幹トレも…」
―復帰できた心境を。だいぶ時間がかかった。簡単な時間ではなかったが、サポートしてもらったトレーナーやドクターに感謝している。ピッチに戻ることができて素直にうれしい。
―離脱期間の思いは。
悔しさはもちろんあり、戻ったときに自分らしさをどうチームに落とし込むかをイメージしていた。裏への抜け出しや守備の強度はこのチームで成長できている実感がある。いい選手が試合に出ているといういい循環になっている。チャンスをつかんでチームが上昇するきっかけになる準備という思いでリハビリに取り組んでいた。

―広島戦ではチャンスも作った。
チームに貢献するのは簡単ではないと改めて感じた。正直、勝ち点2を失った感覚ではあった。その場面に行けているのはいいことなので、結果を出して期待に応えたい。
―久々のアイスタになる。
離脱前よりもパワーアップした姿を見せたい。苦手な体幹トレーニング、筋トレにも取り組んできた。自分にとって必要な時間だったと思う。走り込みもしてきた。チャンスで飛び込んでいけるようにしたい。