コンディション調整が続いていた清水エスパルスのMFマテウスブエノが全体練習に合流しています。警告の累積による出場停止を除き、ここまでほぼフル出場の不動のボランチです。シーズンも後半戦に突入し、「今置かれている順位ほど、悪いサッカーはしていない。細かなかみ合わせの部分をきっちり詰めればもっと上の順位を狙える」と自信を見せます。
―全体練習から少し離れた。
ずっと試合をこなしてきた中でスタッフと話して、ここで一回抜こうということになった。そういう意味でのコンディション調整だった。
―ここまでのシーズンを振り返って。
全体的に見ると、今置かれている順位ほど悪いサッカーはしていない。詰めるところをしっかり詰めて表現できれば、自分たちのサッカーが顕著に表れるはず。そこを意識していけばいい結果になる。
―より上の順位に行くために求められることは。
いいゲームができていないわけではない。本当に細かいところのかみ合わせをうまぐゲームで表現できれば。あとは決めきるところは決める。チャンスを逃さない。全体的にあと少しのところを詰められれば上の順位を狙える。
―ボランチでコンビを組む時間の長い宇野禅斗選手が日本代表に入った。
清水エスパルスに入団した当時に私をびっくりさせた、サプライズの選手の一人。技術、能力面で伸びしろがある。代表で得た経験を話してくれた。代表に入れば間違いなく習得できるものがある。彼なら必ず学びをゲームで表現できる。これからもっと素晴らしい選手になる。
―日本の夏は初体験。
暑い。暑いです(笑)何をするにも日本の夏は一つのハードル、壁になる。呼吸するにも苦しいし、走るのも苦しい。ただそれを上回らなければいけない。