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重度の障がい乗り越えプレー!5月18日「電動車椅子サッカー静鉄カップ」開催
電動車椅子サッカーはフットガードのついた車椅子を使い、激しいコンタクトもあるサッカーです。脳性麻痺など比較的重度の障がいがあるプレーヤーが多く、指や足、顎など限られた自分の体の機能を使ってジョイスティック型コントローラーを操作し、プレーします。静岡県内にはSFCデルティーズというチームがあり、9人が所属しています。主将の石脇将太選手(32、浜松市浜名区)は日本代表候補に選ばれた実力の持ち主です。石脇選手は特別支援学校中学部で電動車椅子サッカーを始めました。筋ジストロフィーを患い、普段の生活のほとんどとプレー中も人工呼吸器を着けています。車椅子の繊細な操作とは対照的に、車椅子を回転させてのシュートなど「ダイナミックでスピーディーな競技。想像を超えるプレーができるのが面白い」と石脇選手は話します。また、「重度の障がいがあっても、電動車椅子サッカーができる体の機能があり、努力して代表候補になれました。競技を通じて人とのつながりも広がり、自分を認めてもらえることも大きいです」と強調しました。
5月18日の交流戦では同じチームの中学生、桑原暖翔(はると)選手に注目してほしいと話しました。
見え方違う仲間と連携!6月1日「ロービジョンフットサルスター精密カップ」開催
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ロービジョンフットサルは弱視の方がプレーします。同競技における弱視は、矯正後の視力が0.03までなどとされています。全盲の方が取り組むブラインドフットボールと違い、ロービジョンフットサルはアイマスクは着けず、ボールから音も出ません。見た目は健常者のフットサルと変わりません。
幼稚園からサッカーを続けている島田市出身の中村愛都(まなと)選手(23、埼玉県所沢市)は21歳の時にレーベル遺伝性視神経症と診断されました。視力は両目とも0.01以下のため、当初はブラインドフットボールを始めましたが昨年、ロービジョンフットサルにも取り組み始めました。
弱視といっても見え方は人それぞれで、中村選手の場合は視野全体がぼやけ、見たいところは白く濁って見えるそうです。ロービジョンでは「ボールを捉えることが難しく、追うのに必死だった」。見えにくさの違う仲間とプレーするために大きくジェスチャーしたり、「秘密の合言葉」を決めてセットプレーで蹴る場所を決めおいたりして連携を図っています。
中村選手の目標は「経験を積んで日本代表になること」。所属するCAソルア葛飾のチームメイトに日本代表が複数いることが励みになっています。
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