「劣化が見つかった場合の対策を進めることが大事」 埼玉の道路陥没受けて静岡市が下水道管を緊急点検 破損リスクが高い口径の大きい管路を確認

埼玉県で発生した大規模な道路陥没事故を受けて、静岡市は2月4日、下水道管に異常がないかを調べる緊急点検をしました。市の担当者は「劣化が見つかった場合の補修など対策を進めていくことが大事」としています。

静岡市上下水道局の担当者は2月4日、市内にある下水道管を緊急点検しました。埼玉県八潮市の陥没事故を受けて、国土交通省は2025年1月、全国の自治体に対し同じ規模の下水道管を点検するよう指示を出していました。

静岡市内に点検対象となる管路はありませんが、市は破損するリスクが高い口径の大きい管路を対象に独自の点検を行い職員がマンホールの中に入って下水道管の破損や腐食がないかなどを確認しました。

<上下水道局下水道維持課 梅本宏臣課長補佐>
「口径が大きい下水道管路については、影響が大きいことがわかったので、幹線環境の点検や、劣化が見つかった場合の補修などの対策を進めていくことが大事」

静岡市は2月7日までに口径の大きい管路の点検を完了させる予定です。

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