新たな2人の静岡県副知事の人事案について、静岡県議会最大会派の自民改革会議は1月30日、対応を協議しました。会派の相坂摂治代表は「議案の起こし方は非常に評価できる」としています。
自民改革会議は30日、役員会と議員総会を開き、新たな2人の副知事の人事案について経緯や今後の対応を協議しました。副知事の人事案をめぐっては、24日、森貴志副知事と増井浩二副知事が辞任の意向を固めました。
鈴木知事は、後任として、元総務官僚で浜松市財政部長を務めた平木省氏と元静岡県職員で沼津市副市長の塚本秀綱氏を起用する方向で調整しています。平木氏をめぐっては鈴木康友知事は、2024年9月、起用を模索しましたが、事前説明がないなどとして自民改革会議の一部が反発し見送っていました。
一方、今回は早い段階から人事案について説明があり、30日の役員会でも特段、異論は出なかったため、受け入れる方向で進めるということです。
<自民改革会議 相坂摂治代表>
「議案の起こし方は非常に評価できると思っている。短期で議論をしてなんとかしてくれっていう乱暴なやり方ではなく、本来あるべき議案の姿で協議に臨んでほしいということを伝えていたから、きちんと対応してくれたと思う」
鈴木知事は2月18日に開会する静岡県議会2月定例会に、新たな副知事の人事案を提出する方針です。

