「熱海という漢字は中国人から見ると穏やかな気持ち」フォロワー数106万人の中国人インフルエンサーが熱海をPR 地元の商工会議所が企画

コロナ禍を乗り越え、熱海がいま、かつての賑わいを取り戻しています。この観光地・熱海を外国から来た人により知ってもらおうと、地元の商工会議所が熱海の特産物などのPRをしています。ターゲットは、中国人のインフルエンサーです。

静岡県熱海市を訪れたのは、SNSのフォロワー数が106万人で主に中国に向けて情報発信をしているインフルエンサーの丁珉(テイミン)さんです。

インバウンド需要が大きな経済効果をもたらす中、観光地・熱海をより多くの外国人に知ってもらい知名度アップを図りたいと熱海商工会議所が企画しました。

「すべて熱海で作られたものなので、どれを見ていただいても、おすすめの商品です」

JR熱海駅に隣接する商業施設「ラスカ熱海」では、地域ブランドの土産物や特産物が並ぶアンテナショップ「A-PLUS」に立ち寄り特別に試食をさせてもらいました。

「美味しいです」
「バター風味の素朴なクッキーになります。食べやすくて人気ナンバー1の商品となります」

2024年度の熱海市の観光客数は296万9420人、そのうち、外国人観光客は2万7963人で中国からの観光客が最も多く1万395人です。

隣の伊東市では大室山が中国のSNSで「映えスポット」として有名になりました。映画『君の名は。』に登場する場所と似ているといいます。熱海についてもよりディープな場所を知ってもらいたいと考えたのです。

<インフルエンサー 丁珉さん>
「熱海という漢字は中国人から見るとすごく穏やかな気持ちがある、温かい海があるところです。私は熱海が好きでいいところだと思います。だから、みんなにその気持ちが伝えられるように頑張ります」

<熱海商工会議所 白井萌以さん>
「インバウンドを含めここから熱海市内、熱海ブランド商品の周知がどんどん広がっていって、全国的に、世界的にも最終的には周知が広がっていけばと思います」

今回のPR作戦には、ほかに3人のインフルエンサーが参加していて1月中には、SNSにアップしたいとしています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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