静岡県富士市内の2か所で市と県が連携した自動運転バスの実証実験が始まりました。
1月15日から富士市内で運行が始まったのがこちらの自動運転バスです。
周囲を確認するためのカメラや現在位置を確認するレーザーレーダーを活用し自動で走行ができます。実証実験では、市が郊外の「富士見台ルート」を、県は新富士駅から富士駅ルートの運行を展開しています。
<乗客>
「こういうのが周期的にあればそれを利用して便利な生活が送れるかなと思いました」
富士市役所には、県内で初めて2台の車両を1人で同時に監視する遠隔コントロールセンターが設置され、必要に応じて車両に指示を出すことができます。
<小長井義正富士市長>
「運転手の高齢化や人手不足などでこれまで通りのサービスの維持が難しくなってきているというなかで、自動運転の技術は導入していかなくてはならない」
実証実験は1月21日までです。