「より一層対話を加速」JR東海社長が強調 リニア中央新幹線の静岡県とJR東海との協議「年内終了難しい」との知事認識に

リニア中央新幹線工事に関する静岡県とJR東海との協議について、鈴木知事が「年内に終わらせるのは難しい」という認識を示したことについて、JR東海の丹羽社長は1月15日「より一層対話を加速させていきたい」と強調しました。

<JR東海 丹羽俊介社長>
「静岡県と実務的な意見交換を重ねて、検討した内容をなるべく早い時期に県の専門部会で説明させていただき、より一層対話を加速させていきたい」

JR東海の丹羽社長は1月15日、静岡県が着工の前提としている28項目の協議事項について、対話を加速させていく考えを示しました。

<静岡県 鈴木康友知事>
「今までの時間的な状況をみると(残りの)24項目を一気に処理するのはなかなか難しいという感じを受ける。流域の関係者の皆さまの説明や理解も必要になる」

静岡県とJR東海の協議事項について、鈴木知事は1月6日「年内に終了するのは難しい」という認識を示していました。

<JR東海 丹羽俊介社長>
「説明を求められることがあれば、しっかりと誠実にスピード感をもって対応していきたいと思っています」

丹羽社長は、鈴木知事が多用する「スピード感」という言葉を使い、1日でも早く静岡工区に着手するためにも真摯に対応していく考えを強調しました。

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