「大事な友だちを失っちゃう感覚」愛されて30年以上『富士花鳥園』休園に...最終日に多くのファンが別れ惜しむ=静岡・富士宮市

静岡県富士宮市で30年以上にわたって愛されてきた富士花鳥園が、1月14日から休園となります。三連休の最終日でもある1月13日は休園を惜しむ多くの人が駆けつけました。

<富士花鳥園スタッフ>
「リンゴちゃんの頭をよしよししてあげて」

<来園客>
「きもちいい」

<富士花鳥園スタッフ>
「きもちいい?ふわふわだからね」

1993年、富士国際花園としてオープンした富士花鳥園。花や鳥と近い距離でふれあえることが人気で、長年多くの人に愛されてきました。

1月13日は休園前の最後の営業日で朝から多くの人が詰めかけました。

<静岡県富士市から見た客>
「終わってしまうと聞いたので」
Q. 1月14日から休園ですが?
「すごく寂しいですね。続いてほしいと思います」

<愛知県から来た客>
「寂しいです。すごくここが大好きだったので、ずっと月1回以上通っていて、どの子も大好きでお花もきれいだし、大事な友だちを失っちゃう感覚」

園のホームぺージによりますと2014年に大雪の被害にあい、2020年からの4年間はコロナ禍と複数の自然災害に見舞われたといいます。

<富士花鳥園 宮本正明副園長> (※2022年)
「園内には熱帯鳥などがいるので、その鳥たちの棲みやすい温度にあわせています」

冬場の暖房費やエサ代などとしてクラウドファンディングで資金を募ったときもありましたが苦労が続いたといいます。

<埼玉県から来た客>
「すごく残念です」
「再開を希望します」

<客>
「ちょっと寂しいなと思って」
<客>
「鳥とかを触れるのができなくなるのが寂しい」

多くの人が再び営業することを望んでいました。

富士花鳥園はSBSの取材に対し「新しい形を模索し、あすから休園となりますが再開を目指していきたい」と話しています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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