インフルエンザの流行が止まりません。静岡県は12月20日、県内が注意報レベルに達したと発表しました。担当者は「すごく大きな流行が来る恐れがある」と注意を呼び掛けています。
20日、静岡市の南部小学校で行われた冬休み前最後の全校集会。今回は、各教室に分かれてのオンライン開催となりました。そこには、こんなワケがありました。
<南部小学校 鈴木健介校長>
「月曜日、急にインフルエンザが7人と出たクラスがあり、火曜日から学級閉鎖の措置を取ったクラスが全部で5クラスある」
この日も教室は空席が目立ち、登校した子どもたちも感染予防に余念がありません。
<6年生>
「マスクを最近していて、手洗いうがいをして、その後には消毒もしていている」「免疫とかちょっと意識して過ごしていて(インフルエンザには)かかりたくない」
静岡県は20日、県内がインフルエンザの注意報レベルに達したと発表しました。先週15日までの1週間に報告された患者数は、1医療機関あたり11.47にのぼり、その前週の3倍近く増えています。さらに。
<静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長>
「1月中旬ごろにインフルエンザがコロナ禍前と同じようなハイピーク。すごい大きな流行が来る恐れがある」
この冬は、コロナとの同時流行が懸念されていて、静岡県ではこまめな手洗いや換気などを呼び掛けています。