「社会に理解を得られるような説明が必要ではないか」リニアボーリング調査"中断"受けて静岡市長がJR東海に苦言 市民に直接説明すべきと対応に注文

リニア工事に伴うボーリング調査の中断をめぐり、静岡市の難波市長が苦言です。
「自治体ではなく市民に直接説明すべき」と、JR東海の対応に注文を付けました。

<静岡市 難波喬司市長>
「先進坑を進めたときにどういう影響が出るのかについては、改めて説明と言いますか、社会に理解を得られるような説明が必要ではないかと思います」

12月13日の会見でリニア工事について言及した難波市長。JR東海が行うボーリング調査をめぐっては、山梨県内の地質がもろい箇所で土が崩れて穴がふさがり、継続が困難になったとして、調査を中断したことが明らかになっています。

JR東海の丹羽社長は、大井川流域の自治体などに詳しい説明をする考えを示しています。

<静岡市 難波喬司市長>
「リニアの事業においては、会社(JR東海)が直接説明をされないで、首長に説明をするということでやっていて、首長が今度は逆に市民に説明をするような場面になっている。それはちょっと違うんじゃないですかというのが私の思い」

難波市長は、「市民に直接説明すべき」とJR東海の対応に注文を付けました。

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