南陵学園への生徒募集停止などの措置命令を解除 和歌山南陵は来年度から募集が可能に=静岡県

教職員への給与の未払いなどが問題となった和歌山南陵高校を運営する静岡県菊川市の学校法人南陵学園について、静岡県は、生徒の募集停止などの措置命令を解除したと発表しました。これにより、和歌山南陵は来年度からの生徒募集が可能となります。

菊川市の学校法人南陵学園をめぐっては、法人が運営する和歌山県の私立和歌山南陵高校で2022年、教職員が給与の未払いなどを理由に授業のストライキを起こし、法人を所管する静岡県が生徒の募集停止などの措置命令を出しました。

静岡県によりますと、2024年4月に法人の理事長が交代し、運営体制が刷新され、
経営改善計画書の作成なども確認できたとして、11月29日付で生徒の募集停止などの措置命令を解除したということです。

同法人は菊川南陵高校と和歌山南陵高校を運営していますが、これにより、和歌山南陵は来年度からの生徒募集が可能となります。一方、菊川南陵は現在休校中となっています。

静岡県では、法人の資金繰りについて借入金の返済状況などを引き続き確認していくとしています。

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