「普通の家みたい」子どもたちの命守る「津波避難シェルター」を見学 浸水想定区域内の認定こども園に設置検討=静岡・西伊豆町

静岡県西伊豆町が認定こども園に設置を検討している「津波避難シェルター」の見学会が10月4日、行われました。子どもたちの命を守る津波対策のひとつとして、こども園の関係者や保護者などが体験しました。

海沿いの駐車場に置かれたのは静岡市の建設会社が提供する津波避難シェルターです。長さと幅が3メートル24センチ、高さが2メートル25センチで、大人15人を収容可能です。

西伊豆町の仁科認定こども園と伊豆海認定こども園は、津波の浸水想定区域にあり、避難対策のひとつとして津波シェルターの設置が検討されています。

4日はこども園の職員や保護者のほか、役場や町議会の関係者など、およそ100人が見学しました。

<参加者>
「何か普通の家みたいですね」
「結構広いですね。これじゃあ、結構何日もいられる感じ」

<仁科認定こども園 齋藤雅子園長>
「いつ起こるか分からない南海トラフ巨大地震において、少しでも子どもたちの命がつながれる、守られるというところで、このシェルターが安心、安全な材料のひとつとなれば」

2024年度中には町議会で議論され、シェルター購入に向けた補正予算が組まれる可能性があるということです。

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