「子どもたちが元気に通える環境を」児童数減少の小学校 PTAらが市のトップに学校統合を要望=静岡市

静岡市の久能小学校の保護者らが、児童の数が減少して集団での活動などが難しいとして、大谷小学校との統合を難波喬司静岡市長に要望しました。

9月2日、難波市長のもとを訪れたは静岡市駿河区にある久能小学校のPTA会長や地元の自治会長などです。久能小学校は、年々児童数が減少していて2019年度は37人でしたが2024年度は13人となっています。PTAや地元の自治会などは子どもたちが適正な規模の集団で学べる環境を確保するため、隣の大谷小学校との統合を要望しました。

要望書では2026年度末をもって久能小学校を閉校し、2027年4月1日から学区を大谷小学区とすることなどを求めています。

<静岡市 難波喬司市長>
「子どもたちがどういう場所で学ぶのが1番いいのかというところが1番のポイントになりますから、それをしっかり考えた上でやっていきたいと思います」

<久能小学校PTA 祢次金正洋会長>
「子どもたちが通いやすい環境とか、学習するにあたって、元気に通えるような環境をこれからつくっていただけたらありがたい」

静岡市は、2024年度中には閉校や統合の方向性を決める方針です。

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