JR東海社長「適切に運用できた」南海トラフ地震臨時情報で東海道新幹線速度落としての運行
南海トラフ地震の臨時情報発表を受け、東海道新幹線は一部の区間で速度を落として運行しました。JR東海の丹羽俊介社長は「適切に運用できた」としたうえで、「必要があれば見直しを検討する」と述べました。
JR東海は、8月8日に南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意が発表されたことを受け、東海道新幹線の三島駅(静岡県三島市)から三河安城駅(愛知県安城市)の間で速度を落として運転しました。しかし、目立ったキャンセルは見られず、遅れも10分程度で、大きな混乱はありませんでした。
<JR東海 丹羽俊介社長>
「指定公共機関ということでございますので、安全を確保する、同時に社会的使命に応えて極力移動機会をご提供する。今回適切に運用できたと考えているところでございます」
8月23日の定例会見でJR東海の丹羽俊介社長は、「社内規定に則り、適切に運用できた」と述べました。
<JR東海 丹羽俊介社長>
「一方で、今後新たな知見がいろいろ出てきます。地震を早期に検知する技術的な進歩もいろいろとございますので、そういったことを踏まえて必要があれば見直しをしていくことになろうかと思います」
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