後世まで残したい喫茶店サモワール
藤枝駅に降り立つたびに気になっていた「サモワール」という看板。

お店の窓にかかるひさしも可愛くて心奪われる「サモワール」の存在。

気になり過ぎて「サモワール」の意味を調べました。「サモワール=ロシアの湯沸かし器」…。え? どういうこと?
いやいやそんなの調べてるより行ってみよということで

遂にサモワールへ。

階段踊り場のショーケースに心躍ります。ロシア感はまったくありませんが(笑)。

ロシア感はなくとも名店の雰囲気はこの食品サンプルからビシバシ漂います。

これもよだれものです。国宝級。

うわーーー、ナニココ――――!サイコーなんですけどおおおお!食事をする前から通うの決定です。

メニューもこれだけあるから、通っても通っても通い足りないことでしょう。迷いに迷ってオーダー後、首をラウンドさせながら店内をじっくり観察。

粉チーズやタバスコ(あとおサルさん)などがのったトレイ。完璧。

特筆すべきは店内の飾り棚!昔のカメラ、なぜかヤマザキパンのミニカートラック、カルピスの昔のポスターや懐かしいオブジェたちが並んでいます。思い出の品か何かかな…と思いを馳せているとまずはサラダがやってきました。

やっぱり国宝認定しましょう。って言いたくなるの分かりますか? 細部にわたって完璧。
まず卵の断面を見てください。波型になってるのに感動で震えます。
一番右のフォークにも注目です。スパゲティフォーク!ああ、ここほんとパラダイスです。

そのスパゲティフォークでまきまきするのは「カルボナーラ」。ただし「喫茶店のカルボナーラ」です。イタリアンのカルボナーラは望んでいません。これでいいんです。

ピーマンが入っている「カルボナーラ」。それでいいんです。そして最高に美味。毎日でも食べたい。
さらにもう一品…

「特性デミグラスソース ハンバーグ」。
美味しいとかそういうレベルではなく、最強の無敵の「ハンバーグ」とでも言いましょうか。美味しくて泣きそうでした。マジで。

お肉がぎゅーーーーって集まってこの上ない味わいを醸し出しています。国宝級の「ハンバーグ」です。
食べてる間も待ってる間も心がずっとウキウキして、帰りたくなくなって。またここに来る日まで頑張ろうっていう不思議なパワーをもらえる。この感覚何かと似てるなぁ。って考えて分かりました。
『サモワール』って、喫茶店というよりテーマパークなんですよね。だって今思い返してもワクワクするんですもん。

多くの人が行きかう駅に、ひっそり佇む素晴らしい喫茶店があるという静岡、やっぱ最高♡
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■カフェレストランサモワール
住所:藤枝市駅前1-2-1
TEL : 054-641-5048