陸上男子20km競歩・池田向希が7位入賞!諦めない"歩き"で地元・浜松に感動届ける「私たちのスター」【パリ五輪】

連日熱戦が続くパリオリンピック™。静岡県勢の活躍が続いています。
さきほど行われた陸上男子20km競歩には、東京オリンピック銀メダリストの池田向希選手が出場。地元・浜松からも大きな声援が送られました。

<浜松総局 野田栞里記者>
「池田選手の地元です。こちらは池田選手の後輩にあたる中学の陸上部が応援に駆け付けました。浜松からパリへ、エールを送ります!」

地元からの声援を一身に受け、2度目のオリンピックの舞台に立った池田向希選手です。20kmを「歩き」ます。

浜松で生まれ育った池田選手。高校時代は無名の選手でした。

県大会では、同じくパリ五輪代表の川野将虎選手に1周差をつけられます。大学でも最初の立場は選手兼マネージャー。それでも、努力を惜しみませんでした。練習を重ね、日本のエースへと急成長。

東京オリンピック、さらに世界陸上で銀メダルを獲得し、パリでは悲願の金メダルを狙っていました。予想外のスローペースで進んだレース、15キロ地点で先頭集団がおよそ10人に絞られます。

<実況>
「池田向希と古賀友太、この2人が先頭の10人の中に入っています」

残り3キロ、ここで一気にペースが上がります。5番手につけていた池田選手でしたが…

<実況>
「いま池田向希は5位につけています。池田向希は東京オリンピックの銀メダリスト。4人が抜けた!池田は遅れた」

<浜松市PV>
「池田!池田!池田!」

故郷の応援団も最後まで諦めずに声援を送り続けます。しかし…

<実況と解説>
「日本の池田向希がフィニッシュしました」
『お疲れ様』
「7位入賞です」
『よく頑張った』

池田選手の2度目のオリンピック挑戦は7位入賞という結果でした。

<中学時代の恩師 水野信人さん>
「努力が実ったと。本人は涙を流して悔しがっていると思うが応援する者としてはよく頑張ったなぁと思う」

<積志中陸上部の後輩>
「私たちの身近からこんなスターが生まれているなんて驚いたし、すごい頑張っていた。私たちも頑張りたいと思った」

<池田向希選手>
「きょうも本当に多くの方々にあたたかい応援をいただいて、20km歩き切ることができました。そういった方々へ感謝の気持ちは常に持ちながら、きょうも20km歩けたのでそこは自信を持って言えることかなと思います」

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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