全国学力調査 小学生は国語・算数ともに全国平均を下回る 中学生はすべての教科で上回る 授業でのICT活用率は小中学生ともに上回る=静岡

2024年4月に行われた全国学力テストの結果が公表されました。静岡県は、小学生が国語と算数ともに全国平均を下回った一方、中学生はすべての教科で上回りました。

全国学力テストは、子どもたちの学力や学習状況を把握するため、毎年、小学6年生と中学3年生を対象に行っています。そのテスト結果が7月29日に公表され、教科ごとの平均正答率は、小学生は▼国語が67.2%で、全国平均を0.5ポイント、▼算数が61.6%で1.8ポイントそれぞれ下回りました。一方、中学生は国語59.0%、数学55.3%と、ともに全国平均を上回りました。

このほか、学習環境などの調査結果では「授業でタブレット端末などのICT機器を週3回以上使う」と回答した割合は、▼小学生で65.5%▼中学生で72%といずれも全国平均を上回りました。静岡県の教育委員会は2024年度の結果を分析し、9月の学力向上連絡協議会で対策を協議する方針です。

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