7月21日まで2日連続で日本一の暑さとなった静岡県内ですが、22日も浜松市で最高気温が39℃に迫るなど、危険な暑さが続きました。静岡市では年間の猛暑日日数が過去最多を更新。今後も熱中症への警戒が必要です。
<浜松総局 野田栞里記者>
「浜松市天竜区です。強い日差しとまるでドライヤーのような温風が吹いています。外の温度計は37度の表示です」
静岡県内には午前中から強い日差しが照りつけ、気温がぐんぐん上昇。浜松市天竜では県内最高の38.8℃を記録しました。天竜区を流れる二俣川では、夏休みに入った子どもたちが涼を求めて集まっていました。
<男の子>
「気持ちいい」
親は…日陰に避難です。
<母親>
「さっきまで一緒に入っていたんですけど。頭痛くなりますね」
県内各地の気温は▼静岡市葵区井川で観測史上最高の36.1℃、▼静岡空港でも観測史上最高の37.4℃となり、18ある観測地点のうち11地点で35℃以上の猛暑日となりました。
<社会部 佐藤浩太郎記者>
「静岡市です。午前9時半過ぎですが、こちらの気温計はすでに36度を指しています」
静岡市では、今年11日目の猛暑日となりました。これまで静岡市における年間の猛暑日日数は10日が最多だったため、22日で記録が塗り替えられましたが、今年はまだまだこの暑さが続きそうです。
<街の人>
「(暑さが)異常です。暑いです。(扇風機が)無いとやっぱり夏を乗り切れないです」
静岡県内では22日、熱中症の疑いで25人が搬送されました。23日も静岡市で36℃が予想されるなど危険な暑さが続く見込みで、気象庁などがすでに県内に「熱中症警戒アラート」を発表しています。