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静岡長田西中学校の生徒が清水エスパルスの秋葉監督と山原選手に直撃インタビュー!「監督、テンション低い時ってあるんですか」


静岡新聞社・静岡放送の職場体験に訪れた静岡長田西中学校の栗原希空さんと竹下あおばさん(ともに2年生)が5月22日、テレビディレクターや新聞記者と一緒に、サッカーの清水エスパルスの練習を取材。秋葉忠宏監督や山原怜音選手に直撃インタビューしました。

記者では聞きにくい“ド直球”の質問に、秋葉監督や山原選手は…。5月25日夕方5時放送のSBSテレビ「みなスポ」で特集します。

その前に少しだけ、2人のインタビューをご紹介!

一問一答

ー今日の調子はどうでしたか?
(山原選手)今日は休み明けの練習だったので、普段ほど強度は高くありませんでした。でも、今週は自分たちを見つめ直すために少し強度を上げた練習をしたので疲れました(笑)

(秋葉監督)そうですか、それは狙い通りですね(笑)

ー秋葉監督はテンションが低い時ってあるんですか?
(秋葉監督)ワッハッハッ。いやいや、ありませんね。基本的にテンションは高いです。たった一度の人生ですから、楽しく過ごさないともったいないですからね。

ーさすがです!2人に質問です。どうしてそんなにサッカーが好きなんですか。
(山原選手)サッカーをしていると、生き甲斐を感じる瞬間や忘れられない瞬間がたくさんあります。ぎりぎりの戦いをものにして勝った時とか。ゴールした時、勝利に貢献した時。プロになってからは、何万人というサポーターの皆さんと一緒に勝利を分かち合う経験ができました。たまらないです。

(秋葉監督)怜音、真面目だねえ。僕の場合は、子どもの頃は単純に女の子にモテたいという理由でした(笑)

ー実際にモテましたか?
(秋葉監督)モテなかったねえ(笑)でも、いつの間にか怜音が言うようなサッカーの魅力に引き込まれてしまいました。

ー陰でモテていたかもしれないじゃないですか?
(秋葉監督)いいこと言うねえ!48歳、救われました。

ーでは真面目な話に戻ります。敗戦となった前節の横浜FC戦をどう振り返りますか?
(山原選手)最近は7連勝していましたが、その勝因は自分たちからギアを上げてサッカーをしていたことです。でも横浜FC戦は相手に先制パンチを食らった感覚で、難しくなってしまいました。

(秋葉監督)私達もいろんな準備をしましたが、横浜FCの気迫がすごかったです。次は最高のエネルギーを注げるようにしたいです。

ー山原選手、好きなアイドルはいますか?
(山原選手)大学生の頃までは乃木坂46が好きでした。メンバーの誰が好きというより、バナナマンがMCの番組が面白くて、その番組を通じてハマりました。

(秋葉監督)「箱推し」ってやつですね。僕は、AKB48(あきば48歳)ですけど…(笑)

ーサッカー選手になるためにどのような道を進んできたんですか?
(山原選手)僕は中学に進学する段階で地元の京都を離れて、サッカーを中心とした中高6年間の寮生活を送りました。その後、筑波大学に進学しました。サッカー選手になりたいという夢を叶えるために、自分を犠牲にして、あえて厳しい道を歩んできました。より高いレベルを目指し続けてきたことが夢を叶えられた要因だと思います。でも、親元を離れて最初の1、2カ月はずっと泣いていました。お母さんに電話して。

(秋葉監督)僕の場合はサッカー以外にやることがなかったんです。決して頭が良かったわけでもなく、何か他に秀でるものがあったわけでもなく。ただ、サッカーだけは夢中になれましたし、好きでした。

だから必死になって、サッカーで飯を食っていくしかないと思ったんです。ネクタイを巻いて仕事をする姿が想像できなかったんです。学校の先生にも「サッカーで頑張って生きていきます」とはっきり言ったことを覚えています。

ーでは最後に、今後の意気込みについて一言ずつお願いします。
(山原選手)チームとしてJ1に昇格するという絶対的な目標があります。そのために残りの試合全部出場して、毎試合チームを勝たせるんだという強い気持ちを持って、クラブの目標達成のために力を注ぎたいなと思っています。

 (秋葉監督)サポーターの方、地域の方、スポンサーの方、行政の方。クラブを愛してくれるすべてのエスパルスファミリーとともに、クラブや日本サッカー界をどう盛り上げていくかを考えていきます。

勝つだけではなく、愛されるクラブを目指しながら、日本を代表する選手を輩出できるように一生懸命やっていきます。今年は昇格という最大の目標がありますから、そこを目指して頑張りたいです。
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