清水エスパルスユースが3−0で四日市中央工業高に快勝!後半一気に畳み掛け<サッカープリンスリーグ東海第2節>
<サッカープリンスリーグ東海第2節 2024年4月13日:Jステップ>
清水エスパルスユース 3−0 四日市中央工業高
組織的なプレスから3ゴール
前線からの激しいプレスがリズムを生んだ。清水エスパルスユースが後半、一気に畳み掛けた。
0−0で迎えた後半3分、ゴール前に走り込んだMF土居佑至が左クロスを押し込んで先制。その後も再三好機をつくり、37分にFW中村扇大(せお)が最終ラインの背後に飛び出して2点目。43分にMF小竹知恩が左足で鮮やかなシュートを突き刺してダメ押した。
1週間前の開幕戦は浜名高に1−2で敗戦。自慢の組織的な守備が機能せず、チームの持ち味を発揮できなかった。
この日は「どこでボールを奪いにいくか」を再確認して臨んだ。最前線でボールを追いかけ回すFW宇山桂介の動きに連動し、組織的にボールを回収。後半は一方的に攻め立てた。
チームは苦しい台所事情が続いている。トップチームで活躍するMF西原源樹(もとき)は不在で、けが人も続出中。U−17日本代表のボランチ矢田龍之介や点取り屋の田代寛人らが離脱している。
この日、先発メンバーの中で3年生は3人だけだった。先制点を挙げた2年生の土居は「学年は関係ない。自分たちが引っ張っていくつもりでやっている」と言葉に力を込める。
沢登正朗監督は「まだまだ最後の質が足りない。怖さがない」と辛口の採点だったが、初白星にはホッとした様子。「崩しの部分まではいい。勝利がカンフル剤となって、次につながってくれれば」と話した。
<先制点を挙げた清水ユース・土居佑至>
「クロスがくるのを信じて飛び出した。きょうは簡単にワンタッチではたいて前向きでボールをもらうことと、貪欲にゴールを狙うことを意識していた。スタメンで活躍して、プレミアに昇格したい」
<2点目を挙げた清水ユース・中村扇大>
「いいパスが来てGKと1対1になったので、落ち着いてシュートを打てた。自分が(2点目を決めて)試合を終わらせようと思っていた。出た試合はしっかりゴールを取って、チームの勝利に貢献したい」
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