清水エスパルスの北川航也主将と秋葉忠宏監督「勝ち点3持ち帰る」。 明日の開幕戦へ必勝期す!

J2清水は25日、敵地・熊本で開幕戦を迎えます。昨季はあと「勝ち点1」「1得点」というところでJ1昇格を逃しました。主将に就任した下部組織出身の北川航也選手、秋葉忠宏監督が取材に応じ、「勝ち点3を持ち帰る」と開幕戦勝利への強いこだわりを語りました。

J2清水の北川「泥くさい戦い方になっても勝ち点3を取る」

ー主将として開幕を迎える。

主将だからどうとか、それによって自分自身が変わることはない。ただ今季は長くチームを引っ張った選手が去り、若い選手が増え、自分たちがやらなければいけないとシーズン始動のときから思っていた。全員がチームを引っ張る、勝たせるという気持ちがなければいけない。全員が信頼できる仲間。チームの総合力で戦いたい。

ー昨季は序盤に勝ち点を積み重ねられなかった。
開幕戦は多少の硬さだったりアウェーの難しさだったりうまくいかない部分もあると思う。その苦しい時間帯を全員で共有して戦い方を定めなければいけない。勝ち点3を取ればその勢いを持ってホーム開幕戦に臨める。昨年の勝ち点1届かなかった悔しさを考えると、泥くさい戦い方になってもいいので、内容どうこうよりも勝ち点3を取って帰ってくることが大事。

秋葉監督「自信を持ってメンバーを選んだ」


ーいよいよ開幕する。

自信を持ってメンバーを選んだ。やってきたトレーニングの質と量には非常に自信がある。選手たちもきついことを乗り越えてきた。自信と誇りと覚悟を胸に、ピッチに立ってほしい。

ー昨季は開幕のスタートダッシュに失敗した。
昨年は最初の7試合に苦労した。「勝ち点1」「1ゴール」「あと数分」でJ1昇格に届かなかった。今季は38試合、より1戦必勝で目の前のゲームに100%集中する。

ー今回の開幕戦は2日前に敵地入りする。
昨季はアウェーの勝率が良くなかった。アウェーの過ごし方に変化を加えようとしている。勝つ確率が1%でも2%でも上がるのであれば、変化を恐れることなくいろいろなことにトライしてゲームに臨みたい。クラブにも無理を言って了承してもらった。普通はできない。この環境をしっかり生かして結果を出す。
シズサカ シズサカ

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