LIFEライフ

静岡新聞運動部

ジュビロ磐田の横内昭展監督、すでに開幕スタメンを選手に発表「みんな落ち着いて聞いていた」

ジュビロ磐田の横内昭展監督は23日、ヴィッセル神戸との開幕戦を翌日に控え、オンラインで取材に応じました。開幕戦について「38分の1。初戦の重要性は分かっているが、勝敗によって一喜一憂することはない」と冷静です。開幕スタメンは選手に伝えたそうです。

ー神戸戦の落とし込みについて。
対策をやろうと思えば数多くやらないといけない。そこに優先順位を付けながらやった。ロングボールも相手のストロングでもあるので。そこに対しては練習で落とし込みはした。

ー優先順位というのは。
ロングボールという特長もあるが、1試合を通してずっとやってくるわけではないので。もちろんボールを動かしながら、ローテーションしながらサイドを崩してというのもある。昨年クロスからの得点も非常に多いチーム。そこをしっかり抑えなければいけない。数えればいろいろある中で、そこは意識してやってきた。

ー開幕戦は38分の1か、それ以上の価値があるか。
38分の1ですね。その初戦の重要性はわかっているが、その試合の勝敗によって一喜一憂することはないと思う。

ースタメンを選ぶ基準は。
基本としてフィジカルコンディションがしっかり整っているかどうかが第一。それプラスここまでチームが積み上げてきたもの。キャンプやそれ以前から我々がやってきたことをしっかり理解してそれをピッチで表現し、かつクオリティーのある選手を選ぶ優先順位にしている。

(2月19日撮影)


ーベンチメンバーも難しい。
本当にもう少し増やしていただけるとありがたい。間違いなくスタートで出ている選手と遜色がない選手が必要。あとはそのポジションに一人ずついればいいが、複数ポジションできる選手もすごく重要になってくる。

ー開幕戦は磐田の指標を示す意味で大切な試合。
自分たちは自分たちの戦い方をスタートからやりたい。ただ、相手によってその時間が自分たちの時間が多いのか、相手の時間が多いかはゲームをやってみないとわからない。自分たちの時間帯になった時に、自分たちがやろうとすることをどれだけ出せるかはすごく重要。

ーキャンプが終わって攻撃の感触は。
まだまだ成長していかないといけない。キャンプを通して磐田に戻ってきて上積みはできた。新しい選手も入って選手の特長だったり、良さがかみ合い出してきた。あすのゲームでどれだけ発揮できるか、楽しみにしている。

ーもう開幕スタメンは選手に発表したか。
しました。みんな落ち着いて聞いていたと思う。

ー当日は10度ぐらいで寒いと思う。
きょうもトレーニングしましたが、めちゃめちゃ寒かったですよ(笑)。寒暖差があって、コンディション調整が難しいが、選手も慣れている。ここまでコンディションを崩す選手が出てはない。そのへんは問題ないと思っている。
シズサカ シズサカ

静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!

あなたにおすすめの記事

RANKING