県民の誰もが参加できる静岡県内最大の総合芸術祭「ふじのくに芸術祭」の開幕イベントが2月18日、静岡市で開かれました。
2024年で64回目を迎えた「ふじのくに芸術祭」は、県民に美術や音楽、舞台などの芸術作品の発表や鑑賞の機会に触れ、文化の発展を図ることを目的に行われます。
18日、静岡市駿河区のグランシップで行われた「春の祭典」では、2023年の各部門の受賞者が出席し、出野勉副知事から表彰状を受け取りました。
美術展・油彩画の最高位は、静岡市の清道宏さんが20年前の新宿駅を写真に収めその様子を描いた「あの日に帰りたい」という作品で、「街の様相を執念に描きこんだ秀作」と評価されました。
また、県文化協会の鈴木壽美子会長が「より豊かに質の高い芸術祭になることを期待します」と開幕を宣言しました。
この「ふじのくに芸術祭2024」は、6月中旬から美術部門(書道、写真、美術)の公募が始まります。





