磐田は新戦力が躍動!主力組対決は清水に軍配 鹿児島で“静岡ダービー”
鹿児島県でキャンプを行っていたサッカーJ1ジュビロ磐田とJ2清水エスパルスが最終日にトレーニングマッチを行いました。開幕に向け、期待の新戦力も躍動しました。
45分4本で行われたトレーニングマッチ。両クラブともに1、2本目には主力級の選手が出場しました。
まずチャンスを作ったのは、ピンクのユニフォームの磐田。1本目10分、エスパルスのパス回しをカットした新加入のFWマテウス ペイショットがコントロールされたシュートを放ちますが、清水GK権田修一がファインセーブで応酬します。
22分、今度は清水が攻めます。こぼれ球を、今季キャプテンに就任したFW北川航也がシュート。MF西澤健太に当たったボールが、そのままゴールへ吸い込まれ、清水が先制します。
清水はさらにチャンスを作りますが、磐田の新加入GK川島永嗣がファインセーブ。その後は互いに決定機を作ることができず、両チームともに攻撃面で課題の残る結果となりましたが、注目の主力組対決は清水に軍配が上がりました。
【練習試合<1,2本目>=鹿児島・白波スタジアム 2月10日】
清水エスパルス1(1-0、0-0)0ジュビロ磐田
このあと行われた練習試合の3、4本目では、磐田の新戦力が躍動します。熊本から加入した2023シーズンJ2ベストイレブンの平川怜が2ゴールの活躍で開幕スタメンへ猛アピール。両クラブともキャンプでの収穫を糧に、新しいシーズンを迎えます。
【練習試合<3,4本目>=鹿児島・白波スタジアム 2月10日】
ジュビロ磐田4(2-1、2-1)2清水エスパルス
<ジュビロ磐田 GK川島永嗣選手>
「まずは開幕に向けて準備していきたいと思いますし、長いシーズンでは1人1人の力が必要だと思うので、チーム一丸となって準備していけたらいい」
<清水エスパルス FW北川航也選手>
「勝つことだけを考えて準備しなけらばいけない。2023年はスタートダッシュがうまくいかなかったから昇格できなかったと思っているので、最初の5試合、全力で戦うだけだと思う」
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