「木挽町のあだ討ち」で第169回直木賞を受賞した静岡県島田市生まれの永井紗耶子さんが、12月9日、地元・島田で講演会を開きました。


ふるさとで初となる講演会には、約160人が集まり「東海道のまんなか島田」をテーマに話しました。

受賞作の題材にもなっている歌舞伎に関心を持つきっかけが「島田帯まつり」だったことに触れ、かつて東海道の中心は自由に意見が言える土壌があったと述べました。

<永井紗耶子さん>
「歌舞伎の人気演目のヒロインを名乗っていた遊女が江戸時代、島田市にいた」
永井さんは今後、島田市を舞台にした作品を作ることに意欲を見せました。