プロ野球ドラフト会議でヤクルトから4位で指名された常葉大菊川高校の鈴木叶選手に球団職員が10月31日、指名のあいさつに訪れました。
指名のあいさつに訪れたのは、ヤクルトスワローズスカウト育成担当の橿渕聡スカウトデスクら2人です。
<ヤクルトスワローズ 橿渕聡スカウトデスク>
「センバツ高校野球のときから非常に柔らかさっていいますか、それが際立ってましたし」
橿淵スカウトデスクは、まず3年間、2軍で体を作って4年目から1軍に定着し活躍できるように、焦らずじっくり練習に励んでほしいと鈴木選手にアドバイスしました。
指名あいさつの後、ドラフト会議で使用された高津監督のサイン入りパスが橿渕スカウトデスクからプレゼントされ、鈴木選手は改めてドラフト指名を受けた喜びをかみしめていました。

<常葉大菊川高校 鈴木叶選手>
「すごく実感が湧いてきたっていうのもありますし、身が引き締まる思いです。早く一軍の舞台、神宮の舞台で活躍している姿を今まで支えてくれた人やファンの人に見せたいと思います」
このあと鈴木選手は菊川市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に指名あいさつが滞りなく済んだことを報告しました。
長谷川市長は「プロで活躍するのを楽しみにしています」と激励の言葉をかけていました。
鈴木叶選手のポジションはキャッチャーで、2023年の春、甲子園で開かれたセンバツ大会に出場し、高校でもトップクラスの素早いスローイングがスカウトの目に留まり、今回4位指名を受けました。