フットゴルフW杯で日本女子優勝、男子は初8強入り!追い風受け、静岡県フットゴルフ協会発足!
ヒデ:簡単にフットゴルフの紹介をお願いします。
川添:フットゴルフは、ゴルフ場でサッカーボールを蹴って、カップに入れる。ゴルフと一緒で、クラブが「足」ということで、打数を競うスポーツです。
ヒデ:自分の身さえあれば、すぐ参加できちゃう。意外と初心者の方、経験者じゃない方こそできちゃう。それがいいんですよね。みんなにチャンスがある。以前一緒に大会を開いた時には、親子三代で来たり、カップルで来たり。
川添:ゴルフ場でボールを蹴るっていうのが、すごい爽快感があって気持ちいいです。
ヒデ:ゴルフボールと違ってサッカーボールは大きいから、空振りすることはほぼない。
W杯で男女とも金字塔!
杉本:川添さんは5月末からアメリカ・フロリダ州オーランドで開催された、フットゴルフのワールドカップに出場しました。結果は?川添:団体戦に出て、史上初のベスト8。
ヒデ:すごい!金字塔ですよ。まず男子サッカーが見たことのない景色ですから。ベスト16から8っていう壁はなかなか大変じゃないですか?
川添:大変です。ベスト8で強豪アルゼンチンに勝てそうなところまでいったんですが、あと一歩で負けてしまったので、次回こそ。
ヒデ:サッカーワールドカップで優勝したアルゼンチンのチームと互角に戦えているということは、僕はもっともっと評価されるべきだと思います。
「おめとう」と言えず…
ヒデ:川添さんの奥さんも大会に出てたんですよね。
川添:女子の日本代表として出場して、なんと世界一になりました。
ヒデ:ええ!世界一?それは聞きたい。まずはおめでとうございます。
沙緒莉:周りの選手の皆さんと、今までの選手の皆さんのおかげで、私もそこに立てたっていうのは本当にありがたいことです。
ヒデ:プレーヤー目線として、川添さん、快進撃だったんですか。
川添:僕ら男子も見てて、もしかしたらっていう雰囲気はありました。僕もキャディとかをやらせてもらってたんですが、いい雰囲気でやっていて、勝てる雰囲気がありました。羨ましいなと思いながらも、世界一になった時はちょっと悔しかったので、素直に「おめでとう」って言えずに…。
ヒデ:ご自身たちはどうだったんですか。
沙緒莉:私も初めて出場したし、女子の団体戦は今回初カテゴリーだったので、やっぱり出るからには絶対優勝を目指してやるっていう雰囲気で、事前の代表合宿から女子のみんなで話し合っていました。私はまだ初心者なんですが、周りのみんながすごい上手だったので、なんとかみんなの力になろうということでやらせてもらって、皆さんの支えもあって獲ることができました。
ヒデ:川添さんとしてはやっぱり「よし、じゃあ俺らも」って気持ちになるね。
川添:刺激になります。男子みんな「次やってやるぞ」という気持ちになりました。
ヒデ:ご夫婦で日本代表というのも、なかなかなこと。振り返るとワールドカップはどういう大会でしたか。
川添:僕もワールドカップは初めてでしたが、世界トップランカーとプレーしたことで、勝負強さがやっぱり日本にまだまだ足りないところかなと思いました。僕にもまだないと思っているので、どう日本で養っていけるかというのが今後の課題かなと思います。
ヒデ:出場した意味がありましたよね。今度は沙緒莉さん、追われる立場になるわけですけど、どうですか。
沙緒莉:日本の選手は世界でも高いレベルにいるというのも実感できました。ただ女子選手は、男子と比べたらやっぱりレベルの差はまだあります。女子の選手が増えることによって、これから日本がもっと強くなっていって、「フットゴルフの女子といったら日本」というふうになっていけるのが夢ですね。
協会発足でどうなる?
ヒデ:リスナーから、「静岡県フットゴルフ協会の発足おめでとうございます」ときています。協会発足?
川添:そうなんです。ある方たちとフットゴルフ協会を立ち上げました。みんなで盛り上げようということで。
ヒデ:協会はどんなことをされていくんですか。
川添:フットゴルフを楽しんでもらえる人たちを増やすということがまず土台になってくるので、体験会や、エンジョイの大会を増やしていきたいなと思っています。あとは、ゴルフ場に出向いて会場を増やすというのも大きな課題ですね。
ヒデ:ソフトだけじゃなく、ハード面でもやっぱり動かないとですよね。そこはこの人に今度聞きましょうよ。自己紹介お願いします!
大石:静岡県フットボール協会副会長の大石です。
ヒデ:フットゴルフの魅力は?
大石:雄大な場所でボールを蹴れるところですね。
ヒデ:リーグ戦の開催とかも考えてらっしゃるんですよね。
大石:将来的にはやはり大会。静岡リーグというのを最終的には作っていければいいかなと思っています。
川添:ただ、静岡県はまだ3会場ぐらいしかないので、増やしていかないと。みんなを巻き込んでやっていきたいと思います。
ヒデ:今追い風吹いてますね。
川添:ビュービューです。
静岡から日本代表の育成・輩出も
ヒデ:それぞれ今後の展望は。大石:静岡県からフットゴルフを広めていくことは当たり前なんですが、やはり川添選手のような日本代表選手の育成というところにも力を入れていきたい。
ヒデ:何がオリンピックの正式種目になるかわからない。大会によっては日本がメダル取れるぞってなれば、日本大会のときにはフットゴルフもってなるかもしれませんしね。
川添:僕はフットゴルフを通して、サッカー王国復権も視野に入れたいなと思います。やっぱりボールを蹴ることに関しては、静岡県ほんとに長けてると思うので、フットゴルフ王国を作っていきたいし、大石さんも言ったように、日本代表選手を多く選出できるような県にしていきたいなと思います。
ヒデ:Jリーガーの選手がフットゴルフも一緒にやっていくとなったら、静岡自体も盛り上がりますよね。最後に川添さん、サポーターの皆さんにメッセージを。
川添:フットゴルフの楽しさをもっともっと静岡県から世界へ発信できるように頑張っていきますので、ぜひフットゴルフを一度体験してみてください!
サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!