ジュビロ磐田の鈴木海音、パリ五輪1次予選の収穫と課題を語る 「もっと成長する必要がある」
J2磐田のDF鈴木海音、パキスタン戦でゴール
パリ五輪1次予選を兼ねたU-23アジア・カップ出場のためチームを離れていたジュビロ磐田の鈴木海音選手が19日、全体練習に本格合流しました。初戦のパキスタン戦は先発し初ゴールを挙げました。「2、3戦目は出られなかった悔しさがある。もっと成長する必要がある」と語りました。
自身この年代別代表での初ゴールを「代表で結果を残せたのは良かった。磐田でも得点を決められればいい」と前向きに捉えています。セットプレーからのシュート練習は8月の町田ゼルビア戦後から重点的に行っているといいます。「町田戦は自分のミスから失点してた。その後(得点の)チャンスはあったが触れなかった」という悔しさが原動力になっています。
もっと強度を高く、判断スピードを早く
中東での環境について高温多湿で、昼は40度、ナイターでも30度を優に超える過酷な試合だったそうです。代表活動での収穫には「毎回思うが、強度が高く判断スピードが早い。それを磐田でやっていくしかない」と強調します。世代別代表の同僚となる町田の藤尾翔太選手とは遠征中にゲームをやるなど仲良しです。二つのPKを取られた8月の町田戦について、藤尾選手から冗談半分に「おれひとりで勝った」と言われたそうで苦笑い。その悔しさを晴らすためにも「残り試合少ないが、勝ち点3を積み重ねてゼロで押さえる」と意気込んでいます。
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