ジュビロ磐田のクラブアンバサダー、こんちゅうクンが登場！「ジュビロサポーターのサポーターでありたい」
こんちゅうクン、普段は磐田市竜洋昆虫自然観察公園の館長
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK！」に、ジュビロ磐田のクラブアンバサダーに就任した「こんちゅうクン」が登場！パーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さんがお話を聞きました。
鬼頭：まずリスナーさんに自己紹介をお願いします。
こんちゅうクン：磐田市の竜洋昆虫自然観察公園の館長を務めています「こんちゅうクン」といいます。
ヒデ：小さい頃から昆虫が好きだったのですか。
こんちゅうクン：そうですね。サッカー少年であり、昆虫少年でもあるみたいな。
鬼頭：サッカーはいつから？
こんちゅうクン：幼稚園ぐらいから。兄と一緒にボールを蹴っていて小学校に入ってから少年団に。
ヒデ：昆虫にハマったきっかけは？
こんちゅうクン：6年生の時に、めちゃめちゃ虫に詳しい理科の先生が赴任してきたことです。登校中に虫を捕まえて、その先生のところに行って「これ何ですか」みたいなことを聞くのが面白くて。そこからどハマりしました。
ヒデ：一番好きな昆虫は？
こんちゅうクン：「アサギマダラ」というチョウチョウです。アサギマダラはすごい旅をするチョウとして有名で、春になると日本列島を北に向かって、秋になると南に向かうという、とてもロマンティックなチョウです。
昆虫を通して、サッカーの魅力を伝えたい
ヒデ：ジュビロ磐田のアンバサダー就任はどういう経緯で？こんちゅうクン：元々ジュビロのファンでしたが、磐田に住み始めてから余計にファンになりまして。ジュビロの試合の日にフラッグを振り回して応援して、昆虫館のインスタグラムに上げていたんです。そうしたらクラブ公式のインスタでリツイートしてくださったり、ジュビロのホームゲームイベントにお邪魔することになったり。そんな中でオファーをいただきました。
ヒデ：磐田の今回のアンバサダーはほかに、女優の田中真琴さんや、タレントのSHONOさんがいます。そんな中での就任は「こんちゅうクン、子供世代は頼んだよ」っていう意味ですよね。
こんちゅうクン：そうですね。ほかのアンバサダーの方々のことは最初は全然聞いていなかったので、聞いた時は驚きました。
ヒデ：夏の試合前のイベントとかに、もってこいの人ですよね。昆虫の力を子供たちに教えることによって「体の大きさは問題じゃないんだよ」とか「相手がすごく強くても、やり方次第でジャイアントキリングは可能なんだよ」っていうのを伝えられるから。
こんちゅうクン：昆虫の魅力は多様性です。昆虫を通して、いろいろな勝ち方や強みがあるということを、さまざまな切り口で伝えられるんじゃないかなと思っています。
鬼頭：チームと一緒に計画していることはありますか。
こんちゅうクン：夏の試合のホームゲームイベントで一緒に何かやりましょうということで、打ち合わせを進めています。
虫に例えると…「ヒデさんはクマバチのオス」
ヒデ：少年時代、憧れだった選手は？こんちゅうクン：ジュビロの黄金時代を見ていたので、中山選手や藤田選手、ドゥンガ選手、福西選手とか。アンバサダー就任式の時には、藤田さんとピッチ脇でお話させていただきました。
ヒデ：館長を務める磐田市竜洋昆虫自然観察公園はどんなところですか？
こんちゅうクン：静岡県内で唯一となる公立の昆虫館です。カブトムシ、クワガタを飼育展示していて、ビオトープも広がっています。四季折々の自然や昆虫を体験できる施設になっています。
ヒデ：そこに行けばこんちゅうクンに会えるんですか？
こんちゅうクン：土日祝日はだいたいいます。
ヒデ：ジュビロ磐田のJ2降格というニュースはショックだったのでは。
こんちゅうクン：それはもう。ここ数年は磐田市民としてフラッグを振って応援していたので、とてもショックでしたね。
ヒデ：今期待している選手は？
こんちゅうクン：ルヴァンカップのサガン鳥栖戦をスタジアムで見た時にいいなと思ったのは鈴木海音選手。カバーリングやインターセプトを効果的にやっているように見えました。次のリーグ戦でも先発起用され、攻撃の起点になるシーンもあり、期待したいなと思いました。
ヒデ：昆虫よりも、サッカーの方が詳しい感じがした。サッカーの方が的確（笑）。僕らを昆虫に例えてもらってもいいですか。
こんちゅうクン：サッカー選手じゃなくて？うーん、まずは鬼頭さんから。鬼頭さんはクビキリギスですね。
鬼頭：ちょっと待って（笑）。名前だけ聞くと、かわいくなさそうだぞ。
こんちゅうクン：キリギリスの仲間で、成虫の姿で冬を越すのが特徴なんです。キリギリスやスズムシは夏から秋にかけて鳴くのが普通ですが、クビキリギスは今の時期に鳴いています。
鬼頭：むむ？どういうこと？
こんちゅうクン：他の人とちょっと違うところを狙っている、というか…。
鬼頭：かわいいの？かわいくないの？
こんちゅうクン：かわいいです（笑）。ヒデさんは、…クマバチのオス。初対面から距離感がすごく気持ちよくて。クマバチは視野が広くて、ほかのオスが近づいてくると追い払ったり、メスが近づいてきたらすぐにアプローチしたり。距離の保ち方と、選球眼の良さは似ているかなと。
ヒデ：そういった感じで、ジュビロの選手を虫で表現して、キャラクターにしたりすると面白いのでは。子供たちは虫にも興味を持つし、選手にも興味を持つし。例えば、後藤啓介選手なんかはカマキリみたいな鋭さがあるから「後藤カマキリ」みたいに。
鬼頭：最後にジュビロサポーターの皆さんにメッセージを。
こんちゅうクン：僕はジュビロサポーターであると同時に昆虫のサポーターでもありますし、ジュビロサポーターの皆さんのサポーターでもありたいなと思っています。チームのためにできることは少ないかもしれないですが、微力ながら、僕にしかできないことをやりたいと思います。よろしくお願いします！
サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です！
